TOP > 富山の神待ちとの出会い
今から2年ほど前のことです。
私は神待ち女子とアポ取りしてひどい目に遭ったことがあります。
その彼女は、19才と年こそ若いものの、カサゴみたいないかつい顔をしたドブスで、おまけに欲の皮のつっぱったわがまま女でした。
「神待ち」を自称している女子には、定義上こちらからエッチを持ちかけることができません。基本男は女子からの要求に応えるだけです。
それをいいことにそのカサゴ女は高い酒と料理を頼みまくり、あげく盛大に吐いたのでした。
以来、私は神待ち女子をひたすらスルーしてきました。

ところが今回、魔が差したんでしょうか。
目当ての人妻にはドタキャンされ、その他のアポ取りもまったくまとまらず、その日のうちに会えそうなのはハピメに投稿していたその神待ち女子しかいなかったんです。
そういうときの私は、ひたすら自分の都合のいいようにものを考える傾向があります。それで、
「神待ちだっていろいろなタイプの女子がいるし、うまく誘導すればパコれるかも」
と、考えて彼女とアポ取りしてしまったわけです。
待ち合わせは富山駅近くの居酒屋でした。

その彼女は26才のOLさん。
神待ちをするには、ちょっと高めの年齢です。
でも、顔もスタイルも悪くありません。雰囲気がちょっと日テレ穴、ではなく日本テレビアナウンサーの三ト麻美さんに似ています。
振る舞いも折り目正しく、話題も豊富です。
でも、どことなく無理をしている、というか、痛々しさのようなものも感じられます。
酒を飲むピッチも異様に早いです。
やがて、その理由が判明しました。
「じつは私、ひと月前に婚約していた彼と破談になっちゃったんです……」
そういって目を潤ませました。
理由は彼氏の心変わり。つまり、彼氏に彼女よりもっと好きな相手ができて、乗りかえられてしまったんですね。しかし、その彼氏は自分のペナルティもちゃんと自覚していて、適性な慰謝料も支払ってくれたそうです。でも、それが余計に彼女を落ち込ませているようでした。
「だって、それって彼氏がお金を支払ってまで私と別れたいってことでしょう? 新しい女の方が好きだってことでしょう?」
まあ、その通りでしょうね。とは、いいませんでしたが(笑)。
「それから週末になると、1人でいられなくなっちゃって、かといって毎週遊べる友達もいないし……」
それで彼女は出会い系にアクセスしてきたんですね。

私は、このときの彼女の心境を、
「いくらジタバタしたところでもう彼氏は戻ってこない。だったらいっそ彼氏への未練を断ち切るためにも、中井貴一に似た会計士のおっさんと思いきりパコろう」
という風に私に都合よく翻訳しました(笑)。
でも、私の翻訳はあながち誤訳でもなかったようです。
結局その晩は、したたかに酔った彼女を連れてラブホに入ることになったんですから。
真面目そうなOLさんでしたが、ベッドの中ではすさまじいくらいの乱れ方でした(笑)。
女ってヤケクソになると燃えるんですかね(笑)。
これからはいくら神待ち女子でも、偏見をもたずにアポ取りしていこうと思います(笑)。
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